ダラダラと活発たれ!!

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映画「ソウルトレイン」

春嫌いなんです。

妙に眠いし、花粉半端ないし、なんか頭も痛いし、四六時中ボーッとするし、無性にイライラするし…

あと野原がなんか臭いし。

 

その点夏はいいですよね。。

なんつーか、夏の予感がする時とか、いいですよね。

てかもう夏いらないよね。暑いし。

毎年「夏ってこんな暑かったっけ!?」って言ってるもんな。

もう夏の予感だけでいいわ。そのまま秋行ってくれ。

 

え?海?花火?夏祭り?

こちとら花火も海も夏祭りも一緒に行ってくれる女の子なんかおらんのじゃあ!!!!!

ムシムシした部屋で1人汗だくなりながらオナニーしとるんじゃあああ!!!!!!

 

 

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そんな夏の気だるさを思い出せてくれるような映画でした、「ソウルトレイン」。

春のぼんやりした頭で見ると、不思議なくらいハマります。

主人公、須藤は25歳童貞コミュ障。

レンタルビデオ屋「ソウルトレイン」での同僚野木さんは、30歳の童貞ダメ人間。

同じバイトのいけ好かないイケメン、川村の彼女に恋をしたことから、須藤の妄想は止まらなくなり…

須藤と野木、ダメ人間どうしの奇妙な友情がなんとも面白悲しい、素敵なダメ人間ムービーでした。

 

 

 

まずこの須藤役の勝地涼さんが、イケメンなのにそれを感じさせないダメ人間っぷりで素晴らしい。

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なーんにも考えてなさそうな可愛い女の子に、

「須藤さんってオモシローイキャハハ」

と、笑ってくれてんだかバカにされてんだかわかんないような笑い方されて戸惑うとことか…

それまでめちゃくちゃエロい妄想してたのに、女の子に恋してから、めちゃくちゃプラトニックな妄想に切り替わったところとか…

めちゃくちゃ身に覚えある。(笑)

須藤が勘違いしていく様が、自分の事のように思えました。

 

 

そして、掟ポルシェ演じる野木さんがまたいいダメ人間っぷり。

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今でも充分ダメな奴なのに、バイトの店長のことを

「あんな40歳にはなりたくねえ!!」

って陰口たたくとことか…

めちゃくちゃ可愛い女の子が、いけ好かない後輩の川村の彼女と知るやいなや

「まあ…そんな可愛くねえよな」

って強がるとことか…

ハーレーダビッドソン乗ってる奴は女に暴力振るうんだよ!!」

などとワルめのイケメンに対して偏見があるとことか…

あれ?これも身に覚えが…(涙)

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(うわあオレも夏便所サンダル履いてたわ)

 

などと、他人とは思えない描写の数々でした。

物語も、怒涛の展開も衝撃の結末もない、ひたすらヌルッとした日々の連続。

ダメ人間が、ひたすら妄想して妄想して妄想して、最後ちょっと勇気出すけどやっぱりダメ人間でした、というお話。

最後のヤンキーに対する復讐がまたくっだらなくて泣ける。

 

でもいいじゃないか。

笑いながら泣いているような僕らでもいいじゃないか。

悲しいダメ人間でもいいじゃないか。

ダメならダメなりに、楽しく生きていけるんだから…

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(この2人、いい味出してました。 )

 

こんなダメ人間映画を見て、

「ああオレはダメだなあ」

と思うのも、それはそれで幸せな体験でした。

なぜか、6月の半ば頃、夏が来ているのを感じた時のような、そんな幸せな気分に浸れました。

ヌルッとした風が通り抜ける、あの時の感触。

僕は、幸せなダメ人間です。

 

ダメチンポ握れ GET UP BOYS!!

 

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いい笑顔です。

 

(終わり)