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ダラダラと活発たれ!!

メタルとか映画とか音楽とかいろいろ

横山健さんという人

また横山健さんについて書いていきます。

ファンでもねえのになんやかんや執着して気持ち悪いオイラですが、今日こそいよいよ彼のファンになれた気がします。

今まで彼について書いた記事は2つ。

マギーとの不倫の件で、

「子煩悩キャラは不倫だけはすんなや!!」

とブチ切れたりもしましたが⇩

http://metalheadyusuke312.hatenablog.com/entry/20170221/1487664268

実はあれ以来ずっとモヤモヤしていました。

これまで健さんのことは、胸を張って好きとも嫌いとも言えない、愛憎入り混じった目で見てきました。

彼に対する批判は下の記事を参考にしていただければ幸いです。⇩

http://metalheadyusuke312.hatenablog.com/entry/20161231/1483120272

 

 

 

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今日改めて彼の歌を聞いてみました。

聞いてるこっちが恥ずかしくなるような合唱曲のようなメロディを、性急なビートのパンクサウンドにのせてプレイする彼のスタイル。

お世辞にも、ギターも歌も英語も上手いとは言えません。

しかし、彼の楽曲、彼の歌う姿には、不思議と親しみやすい魅力があります。

それはかつて僕が理解しがたかった魅力でした。

 

彼がテレビに出るようになって、Mステに出て、ハイスタが再結成後初のニューアルバムを出し、不倫報道が出て…

一連の流れを見て、僕はついに彼を、世間の人が言う「カリスマパンクロッカー」として見るのをやめにしました。

その代わりに、一人の人間として見た彼は、とてつもなく身近で魅力的なバンドマンでした。

 

これまで、僕の目には彼は、もてはやされた中身のない裸の王様に見えていました。

なぜ、「あの程度」のミュージシャンが、カリスマパンクスとして崇め奉られているのか?

ギターを弾いて英語で歌っているのに、ギターも英語も歌もヘタクソじゃないか!!

原発や今の日本の音楽シーンに文句があるなら、それをなんで目の前の人に伝わるように日本語で歌わないんだ!?

僕には到底理解できませんでした。

f:id:metalheadyusuke312:20170304024530j:image

 

しかし、彼に不思議と魅力を感じていたのも事実でした。

ギターを持ってすぐの中学生が喜ぶような、ギターの1番単純でカッコいいところ。

彼の弾くギターには、それがギュギュッと濃縮されているような、そんな魅力があります。

彼を不満に思いながらも、僕は、彼に自分のヒーローとしての姿を思い描いていたのかもしれません。 

とにかく、僕にはどうしても、彼の楽曲や価値観をすんなり受け入れることができなかったのです。

 

Mステで歌う彼を見て思いました。

 

「健さん、そんなもんか」

 

それは、

「やっぱり横山健ってこんなもんか。」

「健さんはこんなもんじゃないはずだ!」

が入り混じった、「こんなもんか」でした。

嫌う理由を見つけたと同時に、僕はどこか失望していました。

僕はパンク精神とは常に矛盾を孕んだものだと思っていますが、その矛盾が露呈して、自滅して言ったように見えました。

横山健Mステ出演に沸き立つ人々も、より一層僕の気分を重くさせました。

みんな、ホントにこれで喜んでるんだろうか。ホントに満足しているんだろうか。

2016年のパンクロックは、2016年のロックバンドは、こんなものなんだろうか。

彼は、僕の「スター」にはなってくれはしないのだろうか。

 

そして、マギーとの不倫報道。

大して騒がれていませんが、個人的にとにかく気に食わないんです。

すいません。

でもマギー割と好きだったんだよ!!

そもそもバンドマンに若手の女優が食われる話はもう聞き飽きてます!!

ベッキーしかり、千眼美子しかり。

しかも、子煩悩キャラの健さんがですよ。

この人、昔

「親バカじゃないやつはただのバカだ!!」

とか言ってたんですよ。

まあやってたかどうかはわかんねえけど、どうせやってたんだろと思ってます。

つーかギターが趣味の女の子がバンドマンに食われるのがとにかくムカつく。

全てのバンドマンはマキシマム ザ 亮君のスタンス見習えこの野郎!!

ていうか能年玲奈とかもどうせ食われてんだろう!!神聖かまってちゃんとかその辺のやつらに!!

もんげーーーー!!!!!!

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とにかく、それ以来、僕は横山健という人間を一人の人間として見るようになりました。

間違いを犯し、矛盾を抱え、それでもひたむきに生きていく一人の人間として。

僕にとって未だに彼は、もてはやされた裸の王様です。

しかし、彼はそれをわかって、それでも等身大の自分を伝えようと躍起になっているんだと思っています。

本当に価値があるかどうかはわからない、とるに足らないくだらないパンクロック・ソングでも、彼が弾くととてつもなく魅力的に聞こます。

彼が「Ricky punks」や「I won't turn off my radio」などの楽曲で半ば自嘲的な歌詞を歌ってみせたのは、彼が自分と真摯に向き合った上で、彼の信じた事を貫き通しているからこそなのでしょう。

その彼が「信じた事」が僕にとって間違いに映ろうと、それがなんだというのか?

人は間違いを犯すからこそ、人の心を動かす芸術を創ることができるんじゃないか。

間違いと不安を抱えて常に揺れ動くからこそ、愚直なメロディーと掻き鳴らされるコードは、驚く程にまっすぐに心に突き刺さる。

人は、いつだって、間違った芸術を愛さずにはいられないのだ。

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横山健のファンの方には怒られそうな文章になってしまいました。

とにかく、逆説的にではありますが、僕は今ようやく健さんのファンと呼べるようになりました。

あとはCDを集めていくだけです。

こうやって聞いてみると、ホントに素晴らしいメロディセンスの持ち主ですよね。

思わず歌いたくなります。

てことは、健さんがMステに出てたの見てバンド始めた人も多いのかも知れない。

僕のように複雑な気持ちになった人はどのくらいいるんだろうか。

僕だけじゃないと思うけど、そっから逆説的な魅力を見出すようになったのは僕だけかもなあ。

 

もんげーーー!!!!

 

(終わり)